子供の金融教育

うんこお金ドリルを解説

サクッと読むための目次

この記事でわかること

  1. うんこお金ドリルとは
  2. 生活編全7問・経済編全7問
  3. 7歳の娘とのドリル体験談
  4. ドリルで学べたこと
  5. ドリルをする上で工夫したこと

うんこお金ドリルとは

 子供向け教材のうんこドリルを出版している株式会社文響社(文響社公式HP)と金融庁がコラボして作成した小学生向け金融教育教材(うんこお金ドリル公式サイト

学べること

  • うんこ先生と一緒に楽しくお金のことを学べる
  • お金に関するシーン別の行動を紹介している
  • お金の基本が身につく

ドリルは生活編7問・経済編7問の全14問

  • 欲しいものがあるけどお金が足りないとき
  • お年玉やお小遣いをもらったとき
  • 友達からお金を貸して欲しいと言われたとき
  • 自分がお店を開いて商品を売るときに工夫すること etc

その他にもお金に関する様々なシーンの設問が作成されており、子供と一緒に考えな   がら取り組むことができます

7歳の娘とのドリル体験談

最近、お金に興味を持ち始めてきた娘(7歳)とうんこお金ドリルをやってみました

  夫:ねぇ、ちょっと面白いもの見つけたんだけど

  娘:え?何?

  夫:うんこお金ドリルってやつなんだけど

  娘:何ソレ・・ニヤ(少し怪しみながらもうんこに反応・・うんこの力は絶大です)

  夫:うんこ先生がお金のことを教えてくれるドリルなんだ、ちょっとやってみない?

  娘:うんこ先生?(笑)見せて〜

  『うんこ』がここまで子供の興味を引きつけるとは・・・うんこの力は絶大です

  ドリルと言ったら娘が嫌がるかと思いましたが

  うんこのおかげで興味を持ってもらえました

実際にドリルをやってみて・・・

問題

 今、手元に1万円札がある。さぁどうしよう

選択肢

  1. おうちの人に相談する
  2. 募金や寄付をする
  3. 銀行にあづける
  4. その上にうんこをする

  夫:◯◯ちゃんならどうする?

  娘:ん〜。うんこはしないけど、迷うなぁ。じゃあ、3かな。

  夫:お〜。銀行に預けるんだね。どうして3を選んだの?

  娘:1と悩んだんだけど、銀行に預けて貯金した方がいいと思ったから

  夫:そっか。1万円なら好きなゲームとか買えるけど、使わなくていいの?

  娘:買えるかもしれないけど、使ったらお金無くなるし増えないじゃん

  夫:なるほどね 確かに使わなければ、お金は減らないよね

    でも、今は銀行に預けてるだけでは、お金はあまり増えないんだよ

  娘:え?増えないの?何で?

  夫:うん。それは銀行の預金金利っていうのがあってね・・・・

※銀行の預金金利については未だよくわからないという感想でしたが、どうして銀行に預けただけではお金が増えないのか疑問を持つことができたようです

  

一緒に考えて親子で学べたこと

  • 自由に使えるお金を娘がどう使うのか、娘の考えを知ることができた
  • 『銀行に預けるだけではお金は増えない』ということを伝えるきっかけにできた
  • 娘が『どうして銀行に預けてもお金が増えないのか』という新しい疑問を持てた

 

その他の問題もとても勉強になります

 お金に関する様々なシーンから出題されているため、親子で学ぶ良い機会になります

 特に、『友達からお金を貸して欲しいと言われたときどうするか』という設問では、娘もいろいろな考えを話してくれました

 大人が考えつかないアイデアを子供が思いついて大人の方が勉強になることもあります

 ドリルの解答は参考にしつつも、あまり選択肢に縛られることなく問題を親子で考えるととても良い学びの機会にすることができます

ドリルをする際に工夫したこと

  • 遊びの延長のように楽しむ
  • 親も子供と一緒に楽しむ
  • 子供がどんな答えを出しても絶対に否定しない
  • 一緒に考えたくさん会話をする

  否定しないことで、子供は安心して自分の考えを話すことができます

  大人が考える『正解』を子供に求めようとすると、その雰囲気にすぐに気づきます

  そうなってしまうと、子供は自分の考えではなく、大人の正解を探してしまいます

  それでは自分で考えるせっかくの機会が失われてしまいます

  決して否定せず、一緒に楽しみながらお互いの考えを話し合ってみてください

 

まとめ

今回はうんこお金のドリルについて紹介しました 
ドリルは生活編と経済編があり、お金に関する行動をシーン別に学ぶことができました
また、ドリルの正解は1つではないものが多いため、子供なりの考えを聞くことができます
実際に7歳の娘とお友達とのお金の貸し借りについて話たときは、7歳なりに友人関係を考えて自分の答えを出していました。

 娘にとっては未だ分からないことがたくさんあったとは思いますが、ドリルをとおして疑問を感じ、自分なりに考えるきっかけになったことは大きな収穫だったと考えています

この記事が皆さんのご家庭の金融教育の参考になれば幸いです